2016/12/22
クリスマスにはカードを贈ったり、イベントの案内を作ったり、イラストを使用する機会も多いかと思います。
インターネットではたくさんの画像がアップされていますが、ペイントを使って簡単に描くことができますよ。
フリーハンドで複雑なサンタクロースを描くのは難しいかもしれませんが、ペイントにはたくさんの図形が用意されています。
とても単純に「図形」などを組み合わせてサンタクロースを描いてみましょう。
ここで紹介するのは一例ですので、どんどんカスタマイズしてオリジナルのサンタさんを描いてみてください。
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まずはパーツとなる図形を描いていきましょう
どんな「図形」を使うかは自由ですが、今回は「帽子」「顔」「ひげやまゆげ」の三種類を描いてみます。
このとき、注意してほしいのは、後でパーツとして組み合わせる際に選択しやすいように、図形と図形は離して描画しておいたほうが便利です。
吹き出しの出ている部分は、今回は必要ないので、消しゴムツールで削除しておきます。
図形を塗りつぶしておきましょう
ツールのバケツで塗りつぶします。
好きな色で塗りつぶしましょう。既存のカラーだけではなく、自分で作ったカラーを使うとよりオリジナルなイラストが出来上がります。
ここでの注意点は、「白」を使う場合です。
図の吹き出しの「図形」ですが、「ひげ」や「まゆげ」に使用したいと思いますので、「白い色」にしたいのですが、後で組み合わせるときに白い部分はすべて透明になってしまいます。
上の図のように、「白」に近い色を作って使います。
「色の編集」を選択すると、スライダーが出てきますので、少しだけ濃い色へとスライドしておきましょう。
これで、見た目は「白」に見えますが、実際は「白」以外の色を設定することができますので、背景を透明にして図形を重ねる場合などに扱いやすくなります。
「図形」を重ねていきます
「選択」ツールを使用するときは、必ず「透明の選択」をチェックしておきましょう。
重なった部分の背景を透明にしてくれますので、図形を重ねたときに背景の白い部分が影響しなくなります。
離れた場所に移動やコピー、図形を重ねたりしない場合は、チェックをはずしていても大丈夫です。
コピーする順序を間違えないように!
コピーする場合、コピーして配置した順番に図形や画像が重なっていきます。
最初に描いた図形やイラストは一番下に配置されますので、順番をしっかり考えて配置していきましょう。
特に、顔を描くときなど、まず輪郭から描きます。その上に目などのパーツを載せていくようにしましょう。
作成していないパーツは直接描きましょう
形やサイズを変更して使うパーツも追加していきましょう
違うパーツでも、ひとつの「図形」を変形させたり、サイズ変更をしたりして使用することが出来ます。
この方法だと、ひとつ描けば利用していくことが出来るので、簡単にたくさんのパーツを作ることが出来ます。
コピーする場所が決まったら、配置してみてください。ハンドルが出ています。このハンドルを移動することによって、サイズ変更をすることが出来ます。
これで拡大縮小して下さい。
帽子の上のぼんぼりも、同じ図形を利用して作ることが出来ます。
服も描いてみましょう。サンプルを載せておきます♪
上の図の描き方です。
- プレゼントの袋を描く
- 別の場所に、丸を描いて赤く塗りつぶす(体になります)
- 長方形でベルトを描く
- 丸を描いてベルトのバックルにする
- 別の場所にブーツを描く(ブーツは楕円を重ねて描いています。光沢は白い楕円を重ねて描きます)
- 2、3、4で描いた図を選択して、ブーツの上に重ねる
- 5で描いた図を選択して、プレゼントの袋の上に重ねる。これで胴体が出来上がりました。
胴体は顔の下に配置したいので、今度は先ほど描いた顔の部分を選択してから、胴体の上に重ねていきましょう。
これで全身の出来上がりになります。
カラーバリエーションも楽しめます
塗りつぶしが適用されている部分は、バケツツールで他の色に塗りつぶすことが出来ます。
サンタさんは赤い服を着ているのがスタンダードですが、カラーバリエーションを作ってみるのも変化があっていいと思います。
工夫をして、いろいろなデザインにしてみてください。