超簡単 ペイントの使い方

Windowsのペイントでイラストを描いてみよう

Windowsのペイントソフトで注意してほしいこと 「レイヤーがないこと」

time 2016/09/04

sponsored link

ペイントには「レイヤー機能」が有りません。

ペイントは便利で簡単なソフトですが、注意してほしいことが有ります。

それは、「レイヤー機能」がないということです。

普段、レイヤーを使わない人にとっては、別になくてもいい機能だとは思いますが、他のグラフィック系のソフトなどを使っていて、ペイントを使う時は注意が必要です(他のグラフィックソフトを使っている方には、こんな注意はそもそも必要ないとは思いますが)。

他にOffice系のソフトを使い慣れている方も注意が必要です。Office系のソフトで図形を描くと、全てばらばらに選択したり動かしたり出来ます。それが普通なので、特に気にして描かれることはないと思います。

しかし、レイヤーがないということは、描いた線や図形、イラストは、一旦選択を解除してしまうと、再度選択をしないと単独で扱うことが出来ません。

clip02

それだけなら、特に問題は有りません。問題になって来るのは、重ねて描いてしまった場合などです。

「レイヤー機能」がないと、どんなことが不便なのでしょう。

例えば、離れた場所に別々のイラストや図形を描いた場合は、別々に洗濯をすれば移動したりコピーは可能です。

では、重ねて描いてしまった場合、後から描いた図形や、先に描いた図形のみを選択したい場合はどうでしょうか。

残念ながら、一旦選択を解除してしまった画像は、くっついてしまい個別に選択することは出来なくなってしまいます。

細かい説明は省きますが、これは、描いた画像は白い画用紙に描画したものと同じように考えてもらえればと思います。

illu02

上の図のように、選択を外してしまった図形を、再度ばらばらに扱うことは出来ません。

白い画用紙に何かを描けば、それはもう修正が出来ません。

消しゴムで消すことは可能ですが、重ねて描いたイラストなどは、全てをまとめて削除することは出来ますが、下に描いたものだけ、後から描いたものだけを消すことは出来ませんよね。くっついてしまっていますので。

illu03

囲んだ部分の「ぶどうの実」を個別に削除したい場合、このまま「delete」キーを押すと囲んだ部分が全て消えます。

illu04

レイヤーがないので、一枚の画用紙にどんどん描画していきますので、全てのイラストや図形はどんどん一体化していきます。一体かしたものは、もうばらばらにすることは出来ません。

逆に言えばこれはレイヤー機能が有れば解決することです。

では、反対にレイヤー機能のあるソフトではどうでしょうか。

illu05

レイヤーを分けて描画すると、図形などを個別に扱えるようになります。

個別に描いたものを選択したり編集したりする場合は、レイヤーごとに選択すれば可能ということになります。

確かに便利です。

ペイントで描画する時の注意のまとめ

  1. レイヤー機能がないという事を踏まえる。
  2. 移動やコピーをする際は一工夫して使ってみる
  3. パーツごとに描画して最後に重ねる

2番に挙げた一工夫というのは、「イラストを描いてみよう」のカテゴリで出てきます。

色を塗ったりする際に利用できるレイヤーの機能などを、ペイントでは工夫して使わないといけませんので、少し手間は掛かりますが、少しでも仕上がりがイメージに近づくように方法を模索しています。

また、参考にしてみて下さい。

 

 

sponsored link

down

コメントする






sponsored link